妥協しちゃえば楽なんだよ。
でも夢や憧れに背を向けることはできなかった。
SHALLEN L.O.D。やっとかなえられた。
これが夢見たフィニッシュだ。
2002年にVIPCARカテゴリーに旋風を巻き起こしたSHALLEN ORIGINALシリーズは5年間に7デザインをリリース。
そして2014年、AGTという社内デザインチームによってORIGINALデザインをもとに、よりラグジュアリーに、よりダイナミックにリデザイン。
圧倒的な威圧感を与えるディープリム、立体感を奏でるコンケイブディスク。これらを武器に鮮烈なデビューを飾った。
それが1stモデルである。
しかし、この1stモデルはCAST製法だったが為に、シャープなデザインを表現するには限界があった。
AGTデザインチームは納得できる商品ではないと判断し販売延期を決断。
よりホンモノと言えるホイールとは何か。
その疑問を追求し続け、生産ラインの変更、ベースデザインをそのままに再設計。更に素材・製法をも見直し、最高級鍛造材を使用するフルフォージッド3ピース構造へと変更。
キープデザイン+ディープリム+コンケイブディスク+フルフォージドという、更に進化させたSHALLENを翌年再デビュー。これが2ndモデルとなる。
しかし、まだ何かが足りない。
いくらデザインが良く、高級な素材を採用してもそれらを活かしたきめ細やかな仕上げには届いていなかった。
厳しいユーザーの目は誤魔化せない、ハイエンドクラスとは言えない。
市販化するにはパーフェクトであることが絶対条件。このコンセプトが揺らぐことは許されない。
より完成度を高く、そしてよりダイナミックに、更にインパクトを与えるべくコンケイブをより強めたデザインに。
結果として生産ラインを再度変更し、再々設計に挑んだ。
1stモデルから2年、2度のデザイン変更と2回の生産ライン変更。品質維持のため、クラウンブランドをAMEへと変更。
これらにより、ようやく辿り着いたALL NEW SHALLEN。
その3rdモデル、今ベールを脱ぐ。
shallen 3rdモデルの正式モデル名称はshallen L.O.D。
L.O.DとはLip On Diskの略であり、リム(Lip)上にまで伸びるデザイン面(Disk)がデザイン特徴であり、その英文の頭文字から採用している。
このリムフランジまで伸びるスポーク形状によって、通常のサイズより大きく見せる視覚効果をもたらし、よりエレガント&ダイナミックさを演出している。
2ndモデル以前と比較してもその違いを感じていただけるだろう。
shallen L.O.Dは、1stモデルから採用されているコンケイブ形状を用いてデザインされている。
しかし、2ndモデルまでが抱えていた、大型ブレーキキャリパーを装着した車両には不向きであるデメリットを解決させるべく再設計された。結果、大口径ブレーキクリアランスを持ちながらも前モデルよりもコンケイブをより強めるデザインが用いられた。ディープリムでは無いものの、そのコンケイブ形状と大きく見せる視覚効果によって、ダイナミックな容姿は鮮烈だ。
shallen 3rdモデルは、クラウンブランドであるAME独自の品質基準にて徹底管理を行う。
製造ラインではもちろん、日本人による再検査を2回実施。ハイエンド・クラスのアルミホイールに求められる、基準以上の品質を実現しました。
最高の素材と厳選したライン、日本人の職人気質がジャパン・マネージメントに拘るフィニッシュを産み出します。
その厳しい基準をクリアした証として、購入ユーザーにシリアルナンバー入りギャランティー・カードを発行。
shallen 3rdモデルは、最高級鍛造材【T6061】を採用し、ハイ・クオリティーで定評あるアジア最大級の鍛造アルミホイール工場(HONGXIN社)にて製造されている。 そして品質検査を製造工場内ではもちろんだが、工場外でも日本人による再検査を2回行っている。ハイエンド・クラスのアルミホイールだからこそ成す、一定基準以上の品質。 日本人特有の職人気質を持った目と厳しい検査基準で管理し続けている。最高の素材とラインを厳選し、フィニッシュにはジャパン・マネージメントに拘る。 オーダー後、ほぼハンドメイドにて1本1本に魂を込め作り上げる。その期間おおよそ60日。オーダー頂いたそのユーザーの為につくる。それがshallen L.O.Dである。