日本最大のカスタマイズカーイベント『TOKYOオートサロン』初日の1月11日、弊社ではオートサロン会場から徒歩5分の『ホテルニューオータニ幕張』にて商談会を開催致しました。
あえてショー本体に出展せず、隣接会場でゆったり商談できる場を設ける・・アメリカなどでは一般的ですが日本ではほぼ例のないスタイルを弊社では2004年から2015年まで開催。今回は3年ぶりの開催となりました。
ほぼ全てのオリジナルホイールを展示。写真では伝えきれない微妙な色合いや細部のディティールをご覧いただきました。
新製品のお披露目も勿論なのですが、ラインナップ全種を見ていただく機会はなかなか無いだけに、『こんなカッコいいモデルもあったんだね』と既存モデルの魅力も改めて感じていただけました。
また、創業50年記念として、過去のマイルストーンとなった記念すべきモデルもヒストリーコーナーとして展示。
1983年に発売した【WINDMUHLE(ヴィンミューレ) 】は当時流行したタービン型ホイールの先駆け。
今も続くモットー『一歩先を行く』AMEがエアロディッシュというトレンドを産み出しました。
1ピースに見えますが実は2ピースという凝った構造も当時話題となりました。
1992年に発売した【MODELART(モデラート)】はホイールを芸術品の域へ高めるというコンセプトの下で誕生。後のモデラートシリーズに受け継がれるバルジデザインは未だ色褪せないオーラを放ちます。
1996年に誕生した【INTOWNER(インタウナー)】
3本スポークは当時トレンドの兆しを見せていましたが、他社に無い【クローズドセンターキャップ+ピアスボルト】というスタイルは並みいる3本スポークを押しのけ爆発的なヒットを記録。
1997年に誕生した【NOBLEY FINAL(ノーブレイ ファイナル)】
当時純正ホイールは大きくても15インチ、17インチともなれば欧米の限られたスーパースポーツカーが採用する程度、アフターでも18インチは憧れの大口径と言われた時代にリリースした20インチは世界中のドレスアッパーから羨望の眼差しをいただきました。
なお20インチの3ピースは世界初リリース。
1999年に誕生した【TRACER(トレーサー)】
スポーツ系ホイールでバネ下重量の重要さが重要視され始めたこの頃、当時最先端、最高水準のテクノロジーを投入し、15×7.0Jで約4.5kg、18×7.5Jで約7kgと現代でも通用する驚異的な軽さを実現するだけでなく、まだ目を向ける者が少なかった強度に関しても特殊処理を施し伸び強度30%UPを実現。
時代を超越したアスリートホイールは未だ中古市場では高値で取り引きされているようです。
2002年に誕生した【SHALLEN(シャレン)】
今やAMEの代名詞ともいえるシャレンシリーズの始祖。
当時のトレンドは平坦な5本スポークのデッシュ。そこに6本のカールスポークというスパイスを振り掛けた新世代デザインが一世を風靡した事は記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
2008年に誕生した【TM-02(ティーエム ゼロツ―)
当時チューニングカーのレベルは飛躍的にスピードアップ。桁違いに増加するホイールへの負荷に耐えうるべく軽量高剛性なMAT製法と応力分散に優れた6本ツインスポークを採用。
2011年からオーストラリアで開催されたチューニングカー世界一決定戦【WTAC】では第一回の2011年、翌2012年とサイバーエボに装着され連覇、世界一のホイールとなりました。
ホイールと共にディスプレイした過去の広告は当時を思い出し昔話に花を咲かせる方々も多くおられました。
会場にはレーベンハートを装着したランクルプラドとトレーサーGT-Vを装着し1週間前の【SUZUKAチャレンジクラブグランプリ】で華々しい優勝を飾ったばかりのスギコウ様のスープラを展示。
クルマに装着されると更なる魅力を放つAMEホイール、単品展示と異なる印象をもたらします。
弊社取り扱いメーカー様の新製品&ウレスジ製品も立ち並ぶ会場には多くのお客様に来場いただきました。改めてご来場いただいたお客様に御礼申し上げます。